決済を目的とした仮想通貨Request Network(REQ)とは?

RequestNetwork(REQ)

仮想通貨Request Networkは、Binanceの取り扱う仮想通貨の中で、注目されている仮想通貨の一つです。

イーサリアムブロックチェーンを用い、請求・支払い・会計を便利に行うことができるプラットフォームであり、IoTとの関連性にも注目が集まっています。

本稿では、仮想通貨Request Networkについて解説していきます。

Request Networkとは?

仮想通貨取引所Binanceでは多くのアルトコインを取り扱っており、中には話題になる仮想通貨も多いのですが、注目を浴びている仮想通貨の一つにRequest Network(リクエスト・ネットワーク/REQ)というものがあります。

Request Networkは、イーサリアムブロックチェーンを用いた、分散型の支払いプラットフォームです。このプラットフォーム上で流通している通貨をREQと言います。

Request Networkを利用することで、お金の受取人はRequest Network上で請求書を発行し、支払人はその請求に応じて支払いをします。

注目すべきは、Request Networkを用いた場合、非中央集権的な仕組みを通じてやり取りすることから、銀行やクレジットカード会社を通じて支払いした時のように管理者が存在しないことです。つまり、口座情報やクレジットカード情報などの個人情報を誰にも教えることなく、手数料も支払うことなく決済が可能となるのです。

このRequest Networkは、2017年にスタートアップした仮想通貨であり、2018年6月19日現在の価格は11.73円、時価総額は128位となっています。

 

 

Request Networkの強み

Request Networkの注目すべき点は色々ありますので、ここでまとめて見ておくことにしましょう。

 

低コストで便利に支払いできる

Request Networkは、請求・支払いに強みを持つ仮想通貨です。上記の通り、従来の決済ではクレジットカード会社や銀行といった組織に個人情報を教える必要があり、なおかつ手数料も必要です。

しかし、Request Networkプラットフォームを用いると、個人情報を教える必要なく、従来の仲介者に支払っていた手数料も不要となります。また、オンライン、ワンクリックでスムーズに支払いができることも強みです。

さらに、支払いの際には個人情報が暗号化されるため、セキュリティ面でも心配する必要がありません。

 

請求にも便利

Request Networkを用いることによって、請求書はブロックチェーンによって共有することができるため、請求書の発行や受理、会計処理も簡単になります。

また、Request Networkではスマートコントラクト(契約の自動化)を利用することで、前払いや後払い、延滞料、税金といった支払いにも対応することができます。

 

監査・会計での利点

Request Networkを利用することで、ブロックチェーン上にあらゆる情報が記録されるため、会社の会計を便利に行うことが可能です。また、監査、税務署の調査、金融機関の審査などの際に企業データを調べるにあたっても、ブロックチェーンを用いることで簡単に調べることができます。

会社としても、会計や監査が素早く処理できるようになると、それらにかかわるコストを削減することができます。

もちろん、政府や自治体といった組織がRequest Networkを利用するならば、予算の透明性が高まるため、信頼性の高い報告書が作成できるようになります。

 

会社の財務改善にも使える

会社の経営において、財務内容を悪化させる要因の一つに会計処理のずさんさがあります。与信管理のずさんさなどが代表的な例ですが、これをスマートコントラクトによって自動化してしまえば、人為的なずさんさを排除することができます。

Request Networkでは、請求から決済、領収書の発行までを一元的に管理し、自動化できる部分も多く、ブロックチェーンのデータを参照すれば記録を引き出すことができます。これによって、会社の財務改善にも役立てることができます。

 

IoTとの親和性が高い

Request Networkは、少額の支払いにも対応している仮想通貨です。したがって、IoTでの応用される可能性もあるとされています。

現在、IoT分野の開発は非常に活発です。IoTでは膨大な情報をやり取りし、少額の決済が大量に発生するため、自動での少額決済に強みのある仮想通貨と親和性が高いことから、Request NetworkもIoTに向いている仮想通貨だと言えます。

実際、IoTと相性が良いということで、仮想通貨IOTAは現在時価総額9位にランクインするほどの人気を誇っています。このため、Request NetworkもIoTとの関連によって、価格上昇に火が付く可能性があります。

 

大手銀行から支援を受けている

Request Networkは、オランダの大手銀行であるING銀行や、スタートアップアクセラレータであるY Combinatorの支援を受けています。このような組織から援助されているということも、投資するにあたって考慮すべき材料といえるでしょう。

 

 

Request Networkの将来性

Request Networkは、大手銀行から支援を受けていることや、システムの利便性が高いこと、またIoTとの親和性が高いことなどから、将来性を期待されている仮想通貨です。

もちろん、他にも優れている仮想通貨はたくさんありますし、大手企業が実際に導入するなどしなければ、いくら優れている仮想通貨とはいえ、価格が伸びていくことはありません。

例えば、Amazonやアリババといった大手サイトがRequest Networkを導入するなどすれば、価格は暴騰することでしょう。このように、システムが優れているだけに、価格が暴騰するシナリオは容易に描けるものの、今はその兆候が見られません。

投資は将来性のあるものにお金を投じるものですから、その意味ではRequest Networkへの投資も選択肢の一つとなるでしょう。しかしながら、余裕資金の範囲内で分散投資を心がけるなど、リスク管理を徹底する姿勢が求められることと思います。

 

まとめ

Request Networkは、他の仮想通貨に比べて、システム的に優れていることが容易に理解できる仮想通貨です。Request Networkが普及していけば、一個人の生活においても、会社の会計においても、公的機関の会計においても活用が可能であり、非常に便利な世の中になっていくことと思います。

実際に投資すべきかどうかということは明言できないものの、今後も注目していきたい仮想通貨の一つであることは間違いありません。

 

 

Request Network(REQ)購入ならBINANCE(バイナンス)がお勧め

REQへの投資を検討したい方は、国内の取引所では取り扱っていないため、海外の取引所で購入せざるを得ません。取扱があるいくつかの海外取引所の中でも、REQの取引流動性がナンバーワンであるBINANCEで購入するのが最も賢い選択といえるでしょう。

 

BINANCEの新規登録がまだという方は、こちらの記事で解説していますので、参考にしてみてください。

 

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