ニューヨーク規制当局が匿名通貨を承認。日米の違いが鮮明に

ジーキャッシュ(Zcash)

6月8日の報道により、ニューヨーク規制当局が匿名通貨を承認することが報じられました。

規制当局による匿名通貨の承認は世界初であり、匿名通貨に対して否定的な態度をとる日本国内とは真逆の対応となりました。

日米で匿名通貨への意見が割れる

日本では、金融庁が匿名通貨の取り扱いを規制しています。

これは、匿名通貨がマネーロンダリングや脱税、その他の犯罪に利用される懸念があるからです。

 

 

Monero、Zcash、Dashなどの匿名通貨を取り扱っているcoincheckも、みなし業者から正式に認可された仮想通貨交換業者になるために、6月18日付でこれらの匿名通貨について取り扱いを終了することを発表しています。

このように、日本では匿名通貨に対して否定的な対応が取られています。

 

 

しかし、6月8日の報道によれば、アメリカのニューヨーク規制当局が匿名通貨の取引を正式に承認したことが発表されました。具体的には、アメリカの仮想通貨取引所であるGeminiにおいて、匿名通貨のZcashの取り扱いを承認したとのことです。

確かに、匿名通貨にはマネーロンダリングや脱税の懸念があるものの、プライバシー保護の観点から見ると非常に優れた仕組みを持っており、魅力的に感じている投資家が多いことの表れでしょう。

仮想通貨先進国である日本とアメリカで意見がはっきりと割れた状態になっているため、今後の各国の対応に注目が集まります。

その対応次第では、匿名通貨が大きな値動きを見せる可能性があります。

なお、今回の報道では、匿名通貨に大きな値動きはありませんでした。

 

 

まとめ

匿名通貨は期待と問題が共に大きく、今後も議論の対象となっていくことでしょう。

議論の方向性によって相場が乱高下する可能性があるため、匿名通貨に投資する際は細心の注意を払うようにしましょう。

ちなみに私は匿名通貨への投資は行わない事を徹底しています。

 

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