仮想通貨ALIS(アリス)とは?特徴や将来性をわかりやすく解説

アリス(ALIS)

ALIS(アリス)は、ブロックチェーン技術を活用したソーシャルメディアプラットフォームの構築を目指しています。

日本発信のプロジェクトであることからも将来的には日本国内の取引所への上場も期待しちゃいます。

まだまだ時価総額ランキングは380位ですから、のんびりと放置長期投資なんかがお似合いかもしれません。

クローズドβ版の事前登録が始まり2018年4月下旬に公開予定で開発が進んでいるようですので、この機会にALISについてまとめておきたいと思います。

仮想通貨ALISとは?

ALIS(アリス)とは、日本初の分散型ソーシャルメディアプラットフォームのことです。

ALISはSTEEMのプロジェクトに大きな感銘を受けてプロジェクトをスタートさせたことがホワイトペーパーに記述されているように、日本版STEEMといったところでしょう。

 

分散型ソーシャルメディアプラットフォームの必要性

以前、DeNAが運営するキュレーションサイトにおいて、虚偽の内容が盛り込まれている粗悪な記事が大量に掲載されていたことで、閉鎖に追い込まれたことは記憶に新しいと思います。

超有名企業が運営するサイトでさえこのような状態ですから、その他のあらゆるメディアサイトにおいて、同様の問題が起こっていることは想像に難くありません。

粗悪な記事でも、検索エンジンが好む仕様で検索上位表示に成功すれば、多くの人々の目に触れ、何かしらの影響力を持つ可能性があります。

一方で、有意義な優れた記事でも検索エンジン対策がなされていないがゆえに人々の目に触れる機会を逸してしまうという構造は、どう考えても正常ではありません。

この異常ともいえるインターネットの構造は、時間をかけて正常なものへと何れは是正されていくとは思います。

また、ほとんどのサイトでは、アフィリエイト報酬を目的として作成されているので、メディアサイト内の広告など目障りな情報が多いのも事実です。

このような粗悪な記事を淘汰し、良質なコンテンツメディアを目指すプロジェクトこそがALISの真骨頂です。

 

 

ALISの仕組みと特徴

ALISは、執筆者(記事を書く人)と閲覧者(読者)の両者ともに報酬としてALISトークンを得られる仕組みにすることにより、クオリティの高いコンテンツ、信頼できる執筆者に素早くリーチできる環境を実現したいと考えているようです。

つまり、ALIS内で記事(コンテンツ)をアップした人は、読者が役になった良質な記事だと評価し、高い支持を集めることによって報酬を受取ることができます。

一方、記事を評価する立場の読者も、良質な記事を発掘したということで報酬が貰えるようです。

これによって執筆者は、評価される記事を書かなければ報酬が得られないため、役に立つ良質な記事を書くように努め、結果として質の高い記事がALIS内で増殖するというわけです。

また評価した読者にも報酬が支払われるため、読者自身もいい記事を発見したら、積極的に評価するように努めるでしょう。

こうして、自動的に一定水準のクオリティが担保され、質の高い記事が増え、質の低い記事は淘汰されていくことになります。

当然のことながら、広告やステマを盛り込んだ記事は読者に不快感を与え評価されないでしょうから、自然と消滅していくことが予想されます。

 

 

ALISの将来性

将来的にALISの需要が伸び、ALISで記事を探せば質の高い記事がいくらでも見つかるというような状況になってくれば、ソーシャルメディアプラットフォームとしてのブランド価値がつき、従来型のアフィリエイトサイトなどは見向きもされなくなってしまうことでしょう。

インターネットで調べ物をしていて、検索上位にも関わらず、質の低い薄い情報でアフィリエイトなどの広告が多くてうんざりしている人は多いと思います。

うんざりしている人が多ければ多いほど、ALISは支持を得る可能性があるわけです。

スマホアプリの人気ランキングを見てみても、広告をブロックするためのアプリがたくさん流通していることが分かりますし、Youtubeなどでも広告を煩わしいとして批判する声がよく見られます。

このような世間のニーズからしても、今後は仮想通貨を通してメディアには広告がつきものだという流れが大きく変わってくる可能性は十分に考えられます。

もちろん、流れを変えるのがALISなのか、他の仮想通貨なのかはわかりませんが、何かしらの大きな変化の兆しを感じさせるのは事実です。

 

 

ALIS運営保有の4億2400万ALISを焼却し評価

このように世間一般のニーズからみても、ALISのような仮想通貨は今の時代に求められているのだと感じます。

だからこそ、ALISはまだマイナーな仮想通貨であるにも関わらず、それなりに大きな注目と集めています。

ALISのICOでは、ICO開始から12日間で約13000ETHを集めることに成功しました。

この時に販売されたALISは、発行済みの5億ALISのうち約3800万ALISであり、ALISの運営側が約4億6200万ALISを握っていました。

しかし、運営の保有率があまりにも高いことはALISのメディア運営にマイナスに働く可能性があると考えてBurnという取り組みを行い、運営が保有するALISのうち4億2400万ALISを焼却しました。

Burn完了後、ALISは公式サイト内で、

 

ICOで売れ残ったトークンを全てチームで保有する場合に比べて、相対的に投資家の皆さまの持つトークン価値が上昇することになるでしょう。

 

と言っています。

これは確かにその通りで、株式会社の自己株式取得・償却と同じように、価値を上昇させる効果があります。

このような取り組みが、投資家に対して配慮されているとして評価されています。

このほか、ALISは日本発の仮想通貨であることから、日本人が運営の中心となっています。

運営がどこの国の人であろうと、その仮想通貨の価値こそが重要であり、運営する人の人格的な部分も投資家は知り得ないため、これが投資判断の中心にはならないでしょう。

しかし、オリンピックで頑張っているならば、赤の他人でも日本人というだけで応援するように、日本人が運営していることに親近感や安心感を抱き、投資のプラス材料と捉えている人が多いのも事実です。

親近感や安心感は別としても、確かに日本発の仮想通貨に投資するというのは、投資戦略としてはアリなのかもしれません。

というのも、日本発のモナコインが日本の複数の仮想通貨取引所で取り扱われているように、ALISも同様の理由から、日本国内の取引所に上場されることが期待できるからです。

仮想通貨市場において、日本人投資家の影響力は無視できないレベルに達しています。

ビットフライヤーに上場されたモナコインが急騰したように、もしALISが日本の取引所で上場されるようなことになれば、値は跳ね上がるでしょう。

 

ALISの購入取引所ならCryptopia(クリプトピア)

ALISは現在、日本国内の仮想通貨取引所では取り扱いがありません。

このため、購入したい方は、ビットバンクやビットフライヤーなどの日本の仮想通貨取引所から海外の取引所へ、ビットコインやイーサリアムなどを送金してからでないと購入することができません。

購入できる海外取引所には、Cryptopia、CoinExchangeなどがありますが、60%以上のシェアはCryptopiaで取引されているので、Cryptopiaでの購入をお勧めします。

クリプトピアの公式ページは以下です。

https://www.cryptopia.co.nz/

 

ちなみに私の場合はというと、クリプトピアで購入後すぐにマイイーサウォレット(MEW)に送金しずっと保管しています。

日本の仮想通貨取引所ですが、ずっとZaifを好んで使ってきましたが、最近ビットバンクを主に使っています。

日本の取引所の中ではセキュリティが高いと判断したので乗りかえました。

ビットバンク

 

タイトルとURLをコピーしました