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リップル社CEOが語る仮想通貨の現状と将来性

リップル(XRP)
XRP
この記事は約 19 分で読めます。

9月11日のCNBCのニュース記事において、リップル社のCEOであるブラッド・ガーリンハウス氏のインタビュー記事が掲載されました。

仮想通貨の現状と将来性、さらにはリップルの展望について非常にわかりやすく、面白い記事だったので紹介します。

リップル社CEOの一問一答から未来を読み取ろう

ブラッド・ガーリンハウス氏は、リップル社のCEOです。

リップル社は、リップルという送金プラットフォームを提供しており、そこで流通するトークンXRPは、現在世界で3番目に価値のある仮想通貨です(2017年10月7日時点。1位はビットコイン、2位がイーサリアム)。

このインタビュー記事では、インタビュアーのエリック・ジャクソン氏が、ブラッド・ガーリンハウスに対して、2017年の仮想通貨の爆発的な人気についてインタビューしたものです。

 

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質問者:エリック・ジャクソン(以下、J)

J
数年前、あなたはリップル社のCOOに就任し、今ではCEOになりました。

リップルのどこに魅力を感じたのですか?

 

回答者:ブラッド・ガーリンハウス(以下、G)

G
リップルは、インターネットバブル華々しい「ドットコム時代」を連想させます。

なぜならば、リップルは私たちの想像を超えており、あらゆる産業に影響を与える可能性がある、画期的なプラットフォームだからです。

ブロックチェーン技術によって、様々な取引が変わってくることでしょう。

私は、早い段階でビットコインの存在に注目していました。

その時、ブロックチェーン技術を消費者への対応に活用することを思いつき、さらに銀行や企業に提供するべきだと思ったのです。

シリコンバレーにおける、情報技術を使った新事業をみると、世界的に大きな影響をもたらすものはわずかです。

しかし、私が投資家のクリス・ラーセン氏に会ったとき、彼はインターネットの価値化をするというビジョンを持っていました。

彼のビジョンにはまだまだ第二、第三の暗示があるのでしょうが、わが社の社員にもそれに気づいていない社員は多いと思います。

 

J
最初に、銀行の電信送金に目を付けたのはなぜですか?

 

G
そもそも、電信送金という言葉は1800年代のもので、システムも旧式です。

価値を移動するとき、まだまだ大きな摩擦を起こします。

XRPは、この摩擦を解消するために開発されました。

インターネットを介することによって、それが可能です。

J
XRPのどの部分が、旧式のプロセスよりも優れているのでしょうか。

 

G
銀行間での電信送金では、従来ならば数日かかってしまう取引でも、リップル社の金融プロセスならば低コストで、数秒で完了します。

また、銀行ではプロセスの透明化はかなり高コストですが、リップル社ではコストは劇的に低いというのも相違点でしょう。

例えば今日、私があなたに電信送金したとします。

しかし、その取引を追跡するための番号が存在しないのです。

でも、私たちは通知をしてほしいとか、送金プロセスで何が起こっているのか、知りたいと思っているでしょう?

だから私たちは、膨大な規模で、さらにリアルタイムで送受信を可能にするわが社のソフトウェアを、銀行に販売しているのです。

ビットコインコミュニティでは、一部の人々が常にアンチ政府、アンチ不換紙幣、アンチ銀行の立場にいます。

しかし、リップル社は中立的な立場を守っています。

少なくとも私が生きている間に、政府と銀行がなくなることはないでしょうし、ほとんどの政府が本人確認やマネーロンダリング対策の規制をかけていくことでしょう。

それがなくなることは絶対にないのです。

さらに、私たちは電子資産が大きな役割を果たすことになる流れの中で、不換紙幣がいつまでも利用され続けると信じています。

なぜならば、私たちが政府や銀行、規制当局とかかわり、電子資産がどのような利益を得るかを教えているからです。

私たちは、既にイングランド銀行、連邦政府のリアルタイム決済サービスを含む90以上の銀行と契約を結んでいます。

 

J
一部の批評家は、XRPは中央集権型なので、取引をさかのぼることができるといいます。

 

G
そのような批評を聞いた時、彼らはリップルの技術に追い付いていないんだなと思います。

もしリップル社が明日なくなったとしても、XRPレジャーは継続して存在し、取引を引き続き行うことができます。

リップルのXRPレジャー上の承認を与えるのは、私たちだけではありません。

レジャーの利用者は、私たちに限らず、他の承認者を選択することができるのです。

つまり、選択権は利用者にあるということです。

取引をさかのぼることができるのは、相手側の銀行がそれに同意した時に限ります。

取引は継続され、他の取引によって調整することになります。

さらに、個人情報の開示も銀行の承認が必要です。

私もリップル社も、XRPレジャーで行われている取引上の個人情報を見る権限がありませんが、必要に応じて、技術によって銀行間取引を特定することが可能です。

匿名性の高い仮想通貨もあるようですが、私たちは銀行、法律、規制に従って活動しています。

銀行を通さないグレーゾーンのマーケットには、数兆ドルの市場価値が存在するので、リップルはそこにもチャンスを見出しています。

 

J
そのチャンスについて詳しく教えてください。

単なる電信送金なのでしょうか、それとも全く新しい形のものなのでしょうか。

 

G
ビジネスを構築するとき、そこには常に変革の機会があるものです。

このような機会は興奮するものですが、どのように実現するかを考える必要があります。

しかし、考えすぎるのも良いことではありません。

現在、世界では155兆ドルの送金があり、もし私たちがこの決済チャンスをものにできたら、インターネットの価値化を可能にし、それ以上のさらなる機会を手にすることができます。

アマゾンが設立されたとき、売られていたのは書籍だけでした。

一つの事業に集中し、徐々に他の事業へと拡大していきました。

ブロックチェーン市場でも、同じように様々な事業へと広げていくことができると思います。

銀行の流動性は数兆ドルに上ります。

デジタル資産を使って、銀行のコストを削減し、流動性を高めてほしいというニーズに応えることができれば、数十兆ドルの機会をものにすることができるでしょう。

アマゾンが当初、書籍に集中したように、私たちはまず銀行の決済に集中します。

勢いに乗ってくれば、他の事業にも参入する予定です。

XRPレジャーは、トランザクションのスピード、取引ごとのコスト削減において、非常に優れています。

 

J
なぜXRPは、他の仮想通貨よりも大きな容量の取引を処理することができるのですか?

 

G
ビットコインでは、取引完了までに4時間もかかることがありますが、XRPは3.7秒です。

ビットコインが1秒間に3~4件の取引しか処理できないのに対し、XRPは1500件の取引を処理することができます。

これが可能な理由は、設計が異なるからです。

XRPは承認者の一致によって取引が確定されますが、ビットコインはプルーフ・オブ・ワークを採用しているので、パフォーマンスに制限があります。

XRPの利用者を増やすために、わが社のエンジニアは日々奮闘しています。

J
数週間前に、私がデヴィッド・サックス氏と対談した時、彼は「金融システムが成熟しているアメリカよりも、発展途上国ではより早い段階でブロックチェーン技術が採用されると思っていた」と述べました。

あなたと取引している銀行でも、同じことが言えるでしょうか?

G
それは、テレコミュニケーション産業と比較したほうが良いでしょう。

私は、発展途上国がいきなり近代的な技術を採用する、飛躍的なケースをたくさん見てきました。

同じように、政府や金融機関も、ブロックチェーン技術を利用できる段階に飛躍することができるでしょう。

リップルの経験上、たくさんの発展途上国が、より優れた技術を早い段階で取り入れることを見てきました。

J
銀行に販売することを目的として、XRPのソフトウェアを開発されましたが、現在、たくさんの投資家が注目しているのは、「どのように仮想通貨の価値を評価するか?」ということです。

あなたは、仮想通貨の価値評価の最適な方法をどう考えますか?

 

G
私は、インターネットバブルを間近に見てきた人間です。

ジョシュ・ハンナ氏は、バブルについて記事を執筆し、その中で今現在、仮想通貨に何が起きているかにも触れています。

ほとんどの人が、ディスカウンテッド・キャッシュフロー法(企業が将来生み出すフリー・キャッシュフローの総合計を現在価値に割り引くことにより、その企業の企業価値を算定する手法)が企業価値を評価するための最適な方法だと思い込んでいます。

しかし、デジタル資産は需要と供給によって取引される商品であり、供給が一定であるのに対して、需要は増え続けています。

私は将来、さらに需要は増えていくと思っています。

将来、あなたの口座から、ビットコインやリップルを買うことだってできるようになるでしょう。

リップルが会社として成功した事例を、多くの人が見ています。

それによって、XRPの価値が高まりました。

私たちは、XRPが更なる価値を持つツールになるよう努力し、それによってXRPの価値はさらに高まっていくことでしょう。

仮想通貨自体の価値が増えることには、私も賛成です。

ここで強調したいのは、ディスカウンテッド・キャッシュフロー法による金(ゴールド)の総資産価値は9兆ドルだということです。

金は、ジュエリーなどに利用することができますが、根本的には価値を蓄えているにすぎません。

短期的に見た時に、仮想通貨の価値がどうなるかはわかりませんが、長期的には価値は上昇していくと思います。

どれだけの価値を蓄えているかについて、金と仮想通貨を比較するのは正しいと思います。

現在、金の総資産価値は9兆ドル、ビットコインは750億ドルです。

 

 

J
リップルのIPOの良い点と悪い点はなんでしょうか?

 

G
よくぞ聞いてくれました。

私たちは、適切な経営成熟度を保つこと、社会の発展に必要な会社たること、適切な予測能力をもつことを目指しています。

そのために約4年半活動してきました。

今ではありませんが、いずれわかるはずです。

 

J
VISAと競合するのですか?

 

G
ブロックチェーン技術の変革的な要素は、二者間取引を、これまでになかったスピードで処理することです。

我々の技術を使えば、VISAのような規模で、それが可能です。

私たちは、リップルの未来に期待できると確信していますが、VISAがこれからどのような進化をしていくのかは分かりません。

J
リップルはIoTを活用するでしょうか?

 

G
私が話したインターネットの価値化に話題を戻すと、IoTにもたらす影響も期待できると思います。

例えば、将来的にマイクロトランザクション(オンラインゲームなどの仮想世界で、商品やサービスを購入できるシステム)の際に、電子機器間で活用できる事例は確実に存在します。

J
例を挙げていただけますか?

 

G
もちろん。

これから、経済的な役割を果たす、たくさんの電子機器が開発されていくと思います。

例えば、自動運転する車は、自動でセルフサービスのガソリンスタンドに行って、給油する必要があります。

そのとき、どうやって決済するのでしょうか。

もしかしたら、これはVISAやNFCネットワークによって実現されるかもしれません。

他にも、私はサンフランシスコの南に住んでいて、職場まで運転をしなければなりません。

ある日、私が仕事に遅れていたとしましょう。

そこで、道を譲ってくれる車に、一台あたり5セントを払えるようなシステムが登場したらどうでしょう。

どの技術なら、それが可能ですか?

既に存在する、旧式の金融システムでは無理です。

しかし、私たちが開発中の新しい技術なら、確実に可能となります。

現在、インターネットによって可能になったことと、20年前に将来的に可能だと思っていたことを比較してみてください。

私たちの想像以上に、インターネットによって可能になったことがたくさんあります。

仮想通貨にも、同じことが言えるのです。

 

J
ドットコム時代に話を戻すと、たくさんの企業が破産し、アマゾンやプライスラインのように、生き残った企業は少ないです。

仮想通貨産業でも同じことが言えるでしょうか。

 

G
はい。

それは100%そうでしょう。

適者生存だからです。

大きな結果を残すためには、何らかの問題を解決する必要があります。

勝者が全てを得るような結果も十分に考えられます。

これから3~5ヶ月先に、何が起こるのかを予測するのは容易ではありません。

しかし、これから3~5年の間に、本当の価値が生み出されるのは確実だと思います。

 

 

まとめ

リップル社のCEOが、非常にわかりやすく、仮想通貨の現在と未来、リップルの展望を語ってくれました。

これによると、リップルは銀行の送金だけではなく、様々なサービスへと多角化していくことを目指しているようです。

数年後、私たちは当たり前のようにリップル社のサービスを利用しているかもしれません。

私が、アマゾンの通販を始めて利用したのは、中学生の時だったと思います。

高校生の時には、本を買うために日常的に利用するようになっていました。

大学生ではますます利用頻度が高まり、今やなくてはならない存在だと感じています。

たった十数年で、人々の生活にかなり浸透しているのです。

リップルや他の仮想通貨にしても、同じ現象が起こる可能性があります。

もちろん、ブラッド・ガーリンハウス氏の言う通り、適者生存の法則に従って、現在1000種類以上もあるといわれる仮想通貨の多くは、淘汰されていくことでしょう。

どの仮想通貨が真の価値を生み出し、生き残っていくのか、やはり日々の情報入手は重要です。

 

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