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SECがビットコインETFをまとめて却下。市場への影響は?

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この記事は約 6 分で読めます。

最近、仮想通貨業界ではビットコインETFに注目が集まっていますが、SECが9つのビットコインETFをまとめて却下することが報じられました。

ビットコインETFの承認のハードルが高いことが明らかとなりましたが、市場への影響は限定的です。

本稿では、今回の却下の概要と市場への影響、ビットコインETFの今後について解説していきます。

ビットコインETFがまとめて却下

先月27日、ウィンクルボス兄弟の申請していた二度目のビットコインETFの申請が却下され、市場にいくらかの影響をもたらしました。

同じく申請されていた他のビットコインETFについては、8月中に判断するとされていたのですが、8月23日、SECは宣言通り判断を下しました。

今回判断が下されたビットコインETFは全部で9つであり、Prosharesが2つ、Direxionが5つ、GraniteSharesが2つ申請していました。

これらに対して、まとめて却下に至りました。

これらのビットコインETFが却下された理由は、「ビットコインは価格操作や詐欺被害の危険がある」というものです。

ウィンクルボス兄弟の申請の際にも、ウィンクルボス兄弟はビットコインが価格操作に耐えられると主張し、SECがそれを認めない形で却下したわけですが、今回もほぼ同じ理由での却下となりました。

また、今回の却下にあたり、SECはビットコインそのものやブロックチェーン技術を否定するのではないとしていますが、これも前回と同じです。

 

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市場への影響は限定的

ウィンクルボス兄弟の申請するビットコインETFが却下された際、ビットコイン価格は300ドルほどの下落を見せました。

その後もビットコインETFへの注目度は高く、複数がまとめて却下されることとなりましたが、今回も市場への影響は限定的です。

発表前は、大幅な下落を懸念する意見もあったのですが、1ヶ月ほど前にウィンクルボス兄弟の申請が却下されたことで、市場が同じ内容の悪材料に慣れており、今回の結果にそれほどショックを受けなかったものと思われます。

前回のSECの態度を見れば、ビットコインETFが承認されるのは難しいだろうと考える人も多くなっていますから、市場は冷静な反応を見せたのでしょう。

また、専門家の中には、今回も却下されるに違いないと考える人も多かったようです。

今回却下された9つのビットコインETFは、そもそも申請していた企業の規模は小さく、実績にも乏しく、ある意味で却下されて当然とも言えるのです。

さらに、商品設計が特殊なものもあり、ただでさえ仮想通貨には慎重になる必要があるSECからすれば、そのような商品を認めるわけにはいかないでしょう。

ウィンクルボス兄弟のビットコインETFはオーソドックスな商品設計になっており、それがすでに却下されていたのですからなおさらです。

つまり、今回申請を却下されたビットコインETFは、申請元と商品設計の両方で問題があったのです。

 

 

ビットコインETFの今後

まとめて9つのビットコインETFが却下されたことにより、残る申請はCBOEが申請するビットコインETFだけとなっています。

これまで多くのビットコインETFが却下されていますから、CBOEのビットコインETFも承認されないのではないか、と不安視する声も見られます。

ビットコインETFが却下された時、ウィンクルボス兄弟のビットコインETFの設計に問題はなかったとする専門家もいます。

もしこの見解が正しいとすれば、SECはビットコインETFの商品設計よりも、公式意見書の内容の通り、ビットコインが価格操作や詐欺に耐えられないことを理由に却下していると考えられます。

もしそうであるならば、ビットコインそのものが問題視されているのですから、どこが申請しても却下されてしまうことになります。

CBOEは、これまで申請されてきたビットコインETFの中でも最有力視されています。

期待する声も大きいですが、ビットコインETFの承認はまだまだ長い目でみたほうが良いかもしれません。

ウィンクルボス兄弟は、再びビットコインETFを申請することを目指しているそうです。

ほかにも、ビットコインETFを申請する会社が出てくると思われますが、却下される事例が増えるにつれて、却下の理由となった問題点も明らかとなり、SECが却下する理由がないビットコインETFが徐々にできあがっていくと思います。

もちろん、規制を通して仮想通貨業界は健全になっていくでしょうし、ビットコインそのものにおける問題点も改善が進んでいくと考えられますから、その意味でもビットコインETFが承認されやすくなっていくと思います

SECが仮想通貨を否定しているわけではないので、長い目で見ていくことが大切です。

※米国証券取引委員会(SEC)は、9つのビットコインETFが否決された翌日に再検討することを発表した。一旦、否決して市場インパクトを確認してからの再検討発表って・・・こうなると、ETF承認可決自体が操作されてるんちゃうの?と疑っちゃいますよねぇ。

・否決→再検討→承認可決

・否決→再検討→再否決

否決された理由だけ考えれば再検討したからといってやっぱり否決が既定路線だと思いますが、操作されているのであれば、逆転可決のシナリオも十分想定されます。

結果は神のみぞ知るわけですから、ETFに一喜一憂せず、どうなっても対応できる準備をしておくことが大切でしょう。

 

まとめ

注目が集まるビットコインETFが、次から次へと却下されています。

その理由は、ビットコインには価格操作や詐欺の問題があるとするものであり、ビットコインETFの仕組みというよりも、ビットコインそのものや、仮想通貨業界全体が問題視されているようにも見えます。

このため、すぐには結果が出ないのではないかという意見も濃厚になってきています。

したがって、ビットコインETFについては、長期的に見たほうが良いかもしれません。

また、近いうちにCBOEの申請に判断が下されますが、有力視する声もあるため、発表後の市場の動きには注意しておきましょう。

 

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