2018年3月にBinanceに上場したアルトコインに、LOOMというものがあります。
このトークンを発行するLoomNetworkは、ホワイトペーパーがないことでも話題になっています。
本稿では、LoomNetworkと仮想通貨LOOMについて解説していきます。
LoomNetworkとは?
最近注目されているアルトコインの一つに、LOOMというものがあります。
大規模オンラインゲームおよびSNSアプリのブロックチェーンプラットフォームとして、2018年3月14日にLoomNetworkが誕生し、そのプラットフォーム内で流通するトークンがLOOMです。
LoomNetworkの最大の特徴は、ホワイトペーパーが存在しないことです。
普通、仮想通貨にはホワイトペーパーが付きものであり、ホワイトペーパーがない仮想通貨は怪しいとも見えますがLoomNetworkに関しては既に製品をリリースしているため、その点での疑念はありません。
これは、ホワイトペーパーで素晴らしい内容を発表しているものの、実質が伴わない仮想通貨が多い中で、異色の存在だと言えます。
様々な製品をリリースし、実質的に充実している様子を見せているならば、ホワイトペーパーは必ずしも必要ではないということの良い例だと思います。
LOOMでは、既にいくつかの製品をリリースしており、今後も随時リリースしていく予定としています。
LOOMの性質を知るために、現在発表されている製品を簡単に確認しておきます。
DelegateCall
投稿された質問に対し、回答をすることでLOOMがもらえるもの。
教えてGooやヤフー知恵袋、発言小町のようなサイトに似ています。
CryptoZombies
スマートコントラクトのプログラムコードを学ぶことができるゲーム。
EthFiddle
開発者向けのコードを共有できるサービス。
SolidityX
Solidityにコンパイルされたプログラミング言語。
※私にはイマイチ理解できませんでしたが、おそらく、イーサリアム上で利用されているSolidityというプログラミング言語が動作する環境を備えている、といった意味だと思います。
LOOMの相場と時価総額
LOOMは、今年3月14日にBinanceに上場したばかりの、かなり歴史の浅い仮想通貨です。
上場当初は0.09ドルであったものが、5月8日には0.66ドルまで上昇し7倍以上の値をつけました。
現在は0.48ドル程度で落ち着いており、時価総額64位と100位以内の常連コインになりそうです。
また、イーサリアムの開発者であるVitalik氏もLOOMに注目している様子が、本人の公式ツイッターなどからもうかがえます。
期待値の高い仮想通貨で製品の実体が伴っているコインということで、夢のある投資先の一つだと言ってよいでしょう。
LOOM購入ならBINANCE(バイナンス)がお勧め
LOOMへの投資を検討したい方は、国内の取引所では取り扱っていないため、海外の取引所で購入せざるを得ません。
いくつかある海外の取引所の中でも、LOOMの取引流動性がナンバーワンであるBINANCEで購入するのが最も賢い選択といえるでしょう。
BINANCEの新規登録がまだという方は、こちらの記事で解説していますので、参考にしてみてください。
まとめ
LoomNetworkは、ホワイトペーパーを発表せず、リリースする製品と実績によって価値を高めていくという、非常に実践的なプロジェクトだと言えます。
詐欺コインが散乱し、ICO規制などの議論が高まる中で、注目を浴びるのも当然の成行きです。
また、意欲的な盛り上がりを見せているプロジェクトでもあるので、今後LOOMの値上がりが期待できるという意見も少なくありません。
ただし、あくまでも新興のアルトコインであることを忘れてはいけません。
ビットコイン相場に値段が左右されますし、今後の発展についても不確実な部分は当然ありますから、夢コインとして押し目を少しずつ拾っていくスタンスが良いかと思います。