Binanceが仮想通貨/ユーロペアの取り扱いを発表

Binance(バイナンス)

6月11日の報道によると、大手取引所のBinanceにおいて、仮想通貨/ユーロペアでの取引が提供されることが発表されました。

これまでも、仮想通貨/法定通貨ペアでの取引量は、仮想通貨/仮想通貨ペアでの取引量よりも圧倒的に大きかったため、注目と期待が集まっています。

Binanceが仮想通貨/ユーロペアの取り扱いを発表

ここ6ヶ月間、仮想通貨市場は暴落を続けています。

今年1月には240万円を記録したビットコインも、今では70万円を切ることがしばしばです。

これは、単なる下落というよりも、暴落といってよいレベルです。

そんな中で異色の存在と言えるのが、Binanceです。

 

 

Binanceでは、1月には200万人だった登録者数を、現在では900万人へと増やしています。

仮想通貨市場への関心が薄くなり、取引量も大きく減少している中で、これは素晴らしい成果だといえます。

もっとも、ユーザー数は4倍以上に増えたものの、Binanceの業績は下がっています。

第1四半期には2億ドルあった利益も、第2四半期では1億5000万ドルへの減益となっています。

このことへの対策か、Binanceは仮想通貨/ユーロペアでの取引を、今年中に開始することが報じられています。

これまでのBinanceでは、仮想通貨/仮想通貨ペアでの取引しかできなかったため、このニュースは大きなインパクトを持っています。

実際、通貨ペアごとの取引量の差を見てみても、仮想通貨/仮想通貨よりも、仮想通貨/法定通貨の取引量の方が圧倒的に多いことが分かります。

 

 

したがって、膨大なユーザー数を誇るBinanceが、仮想通貨/ユーロの取引を開始することによって、市場にも良い影響が期待できます。

為替市場の通貨ペアごとの取引量では、ユーロ/米ドルペアのシェアは全体の23.05%におよび(2016年度データ)、ユーロは活発に動いている法定通貨です。

したがって、ユーロと仮想通貨を交換できるようになると、仮想通貨/ユーロの取引量が増大し、市場全体が上昇していく可能性が考えられます。

仮想通貨市場が暴落の一途をたどる今、仮想通貨投資家にとっては非常に良いニュースであったと言えるでしょう。

 

 

まとめ

Binanceが、仮想通貨/ユーロの取引を提供することが発表されました。これによって、仮想通貨市場が再び盛り上がってくれることを期待します。

また、ここから仮想通貨/法定通貨の交換の流れができ、米ドルや日本円、英ポンドといった様々な法定通貨で仮想通貨取引が可能になれば、もっと良い流れができてくることでしょう。

 

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