仮想通貨(暗号通貨)の種類は増え続けています。
時価総額順に30位までを見ていきましょう。
(2017年9月現在)
- はじめに
- 仮想通貨は年々増加している
- 第1位 ビットコイン(BTC)
- 第2位 イーサリアム(ETH)
- 第3位 リップル(XRP)
- 第4位 ライトコイン(LTC)
- 第5位 ネム(XEM)
- 第6位 イーサリアム・クラシック(ETC)
- 第7位 ダッシュ(DASH)
- 第8位 イオタ(IOTA/IOT)
- 第9位 ストラティス(Stratis/STRAT)
- 第10位 ビットシェアーズ(BTS)
- 第11位 モネロ(XRM)
- 第12位 バイトコイン(BCN)
- 第13位 ジーキャッシュ(ZEC)
- 第14位 ウェーブス(WAVES)
- 第15位 スティーム(STEEM)
- 第16位 ゴーレム(GNT)
- 第17位 シアコイン(SC)
- 第18位 ステラ(XLM)
- 第19位 リスク(LSK)
- 第20位 ドージコイン(DOGE)
- 第21位 オーガー(REP)
- 第22位 グノーシス(GNO)
- 第23位 ファクトム(FCT)
- 第24位 デジバイト(DGB)
- 第25位 ゲームクレジット(GAME)
- 第26位 メイドセーフコイン(MAID)
- 第27位 ベーシックアテンション(BAT)
- 第28位 アーダー(ARDR)
- 第29位 コモド(KMD)
- 第30位 ディジックスダオ(DGD)
- まとめ
はじめに
ここ数年で、急速に仮想通貨の普及が進んでいます。
とはいえ、まだまだ日本国内では流通量が少なく、盛んに取引されており、知名度も高い仮想通貨はビットコインとイーサリアムくらいでしょう。
しかし、世界中には非常に多くの仮想通貨が存在し、その数は1000種類以上とする説もあります。
日本国内では知られていない仮想通貨であっても、海外ではよく知られており、それなりに大きな時価総額を誇っている仮想通貨がたくさんあります。
本稿では、そのような世界の仮想通貨にも投資対象として目を向けるため、時価総額の大きい30種類の仮想通貨を、ランキング形式で紹介していきます。
仮想通貨は年々増加している
今や、多くの人が知っている仮想通貨ですが、その歴史はまだまだ浅いものです。
ビットコインの誕生は2009年であり、まだ8年ほどしか経っていません。
しかし、その約8年間の間に、たくさんの仮想通貨が生まれました。
ビットコインの技術は公開されているため、それをベースに応用し、数百種類から1000種類以上の仮想通貨が生まれているのです。
イーサリアムプロジェクトが発行するイーサ、グーグルが出資するリップル、リップル社と三菱東京UFJ銀行が共同開発するMUFGコイン、みずほ銀行がIBMと開発しているみずほマネーなどなど、比較的よく知られている仮想通貨の中には、従来の仮想通貨の思想の通り、特定の企業や自治体に捉われずに発行しているものもあれば、特定の企業や自治体が独自に発行するものもあります。
最近では、後者も増えています。
後者の他の例で言えば、ディズニーランドも独自の仮想通貨を研究しているという報道がありますし、茨城県の自治体でも独自に仮想通貨の発行を目指しているそうです。
このように、あらゆる企業や自治体が仮想通貨の研究に乗り出しています。
今後も、仮想通貨の種類は増加していくと見て間違いないようです。
とはいえ、その数百あるいは1000種類以上の仮想通貨のほとんどは、あまり知られていない仮想通貨ばかりです。
ただ闇雲に仮想通貨の種類を紹介しても仕方ありませんので、時価総額というマーケットの重要指標を基に上位30種類の仮想通貨を確認していくことにしましょう。
時価総額上位30種類の仮想通貨の中には現時点では日本の仮想通貨取引所では取扱いがない仮想通貨も多々ありますが、今後取り扱われる可能性が高いものも多いと思いますので、名称と簡単な知識を入れておいて損はないでしょう。
第1位 ビットコイン(BTC)
第1位は、皆さんもよくご存知のビットコインです。
時価総額は約7兆円に上ります。
ビットコインの起源をたどると、2008年に発表されたSatoshi Nakamotoの論文です。
未だにこのナカモトサトシの正体は不明であり、日本人なのか外国人なのか、個人なのか組織なのかなど、まったく不明です。
それはともかく、ナカモトによって考案された仮想通貨として、ビットコインが誕生しました。
ここから、仮想通貨の歴史が出発するわけです。
もちろん、通貨として成立するためには信頼性が重要ですが、ビットコインの取引履歴は書き換えや取消が不可能となっており、そこから信頼性が生まれています。
取引記録にあたるのはマイナーという人々であり、彼らが取引記録を承認すると、報酬として新規発行されたビットコインが与えられます。
発行の上限は2100万BTCであり、上限があるからこそ極端なデフレが起こらない仕組みになっています。
第2位 イーサリアム(ETH)
第2位は、分裂騒動で仮想通貨業界に動揺を巻き起こしたイーサリアムです。
時価総額は約3兆円です。
イーサリアムの始まりは2014年で、ビットコインよりも随分と後輩です。
ロシア人の天才プログラマー、ヴィタック・ブリテンによって構想されたプロジェクトのことを、イーサリアム・プロジェクトと言います。
したがって、一般的には「イーサリアム=仮想通貨の名称」として考えられがちですが、実際にはイーサリアムはプロジェクト名でありイーサリアム・プロジェクトで使用されている仮想通貨を「イーサ」といいます。
ただし、イーサリアムそのものが仮想通貨の名称という認識ですから、そのように考えても大して問題はないでしょう。
イーサリアムの最大の特徴は、スマートコントラクトという概念です。
これは、ブロックチェーンを利用することで、あらゆる契約を管理するものです。
世の中にはあらゆる契約が存在しますが、イーサリアムによってそれがスムーズにやり取りできるようになるという期待があり、世界中で様々な企業が研究しています。
このことから、イーサリアムは非常に有望視されており、数年のうちにビットコインの時価総額を追い抜くという予想を立てる専門家もいるほどです。
第3位 リップル(XRP)
第3位はリップルで、時価総額は約7000億円です。
リップルは、仮想通貨そのものの名前ではなく、決済システムの名前です。
仮想通貨としての誕生は後のことになりますが、リップルという決済システムそのものは、ビットコインの論文がナカモトサトシから発表される4年前に考案されていました。
リップルの、決済システムとしての最大の特徴は、「ブリッジ通貨」という機能です。
これは、日本円、米ドル、ユーロなどの法定通貨や仮想通貨など、様々な通貨と通貨の橋渡しを行なう決済システムです。
リップルによって発行された仮想通貨がXRPです。
XRPがビットコインと大きく異なる点は、これから発行上限に徐々に近づけていくのではなく、既に1000億枚が発行されているということです。
リップル社は、日本のメガバンクである三菱東京UFJ銀行などにも協力しており、グーグルからも出資を受けたことで、かなりの注目を浴びています。
第4位 ライトコイン(LTC)
第4位のライトコインの時価総額は、リップルよりもぐっと下がって約2000億円です。
ライトコインの特徴は、チャーリー・リーという一人の開発者によって開発されたことです。
ビットコインは、ナカモトサトシの論文をもとに、世界中のプログラマーが携わって開発されたことに比べると、これは特異的な点と言ってよいでしょう。
また、ビットコインの大きな欠点である決済スピードを大きく改善しており、ビットコインが決済に10分程度かかるのに対し、ライトコインの決済は2分程度で完了します。
性質としてはビットコインに非常に似ています。
チャーリー・リーも、「ビットコインを金とするならば、ライトコインは銀である」と言っているほどです。
発行上限はビットコインの4倍に当たる8400万枚です。
第5位 ネム(XEM)
第5位のネムは、時価総額約2000億円であり、ライトコインとほとんど同じです。
ネムという名称は、イーサリアムと同様にプロジェクト名であり、「ネム」という名前の仮想通貨というわけではないのですが、便宜上「ネム」を以て仮想通貨名を表すものとされています。
発行開始は2015年3月31日です。
ネムすなわちNEMとは、New Economy Movement(新しい経済運動)の略称であり、ネムプロジェクトによって発行された仮想通貨をXEM(ゼム)と言います。
ゼムの発行枚数は8,999,999,999XEMです。
第6位 イーサリアム・クラシック(ETC)
第6位のイーサリアム・クラシックは、時価総額約1,800億円であり、イーサリアムの分裂騒動によって生まれた仮想通貨です。
イーサリアム・プロジェクトで作られた仮想通貨にThe Daoというものがあったのですが、52億円程度の盗難被害に遭いました。
この時、イーサリアム・プロジェクトの中心メンバーたちが、ブロックチェーンを盗難直前に巻き戻し、なかったことにする「ハードフォーク」を実施しました。
しかし、中心メンバーがハードフォークを決めてしまったことは、仮想通貨の基本的な概念である「非中央集権的なシステム」を否定することになってしまい、他のメンバーが強く反発し、盗難被害に遭ったブロックチェーンをそのまま引き継ぐことになりました。
その結果、ハードフォークによって、事件をなかったことにするために、事件直前のブロックチェーンから新たに枝分かれしたものがイーサリアム、被害にあったブロックチェーンをそのまま引き継いだものをイーサリアム・クラシックと呼ぶようになりました。
事件があったブロックチェーンですから、当初はイーサリアム・クラシックに価値などないだろうと思われていたところ、意外なほどに支持を受けて価値が上がり、今や第6位の時価総額となっています。
第7位 ダッシュ(DASH)
ダッシュは、2014年に公開された仮想通貨です。
ただし、「ダッシュ」という名前になったのは2015年のことで、もともとはダークコインという名前でした。
ダッシュの特徴は、匿名性が非常に高いことと、決済が非常にスピーディということです。
ダッシュは送金の際、送金者のダッシュをシャッフルして受取側に渡すことで、誰のコインが誰に送られたのか分からない仕組みになっているため、匿名性が非常に高くなっています。
また、決済スピードは、ビットコインが10分程度かかっているのに対し、ダッシュは数秒で決済することができます。
第8位 イオタ(IOTA/IOT)
イオタは、2017年6月14日に上場した仮想通貨であり、非常に新しい仮想通貨なのですが、早くも時価総額が大きくなっています。
IoTに特化した仮想通貨であり、新規発行時には3億円だったのですが、BitFinexに上場するとたちまち500倍に上昇しました。
IoT自体が非常に有望視されている、将来性のある技術でありますから、それと仮想通貨を密接に組み合わせた仮想通貨であるイオタの時価総額が、非常に高くなったと思われます。
イオタはTangleという構造を用いることによって、IoTデバイス間の送金を、手数料なしで行える仕組みを確立しています。
第9位 ストラティス(Stratis/STRAT)
ストラティスもイオタと同じように、2016年から複数の取引所で上場(新規取引上場、ICO)したことによって、時価総額が跳ね上がった仮想通貨です。
ストラティスの特徴は、ビジネス向けに特化したブロックチェーンアプリケーションの開発プラットフォームということです。
つまり、イーサリアムやネオと同様にプラットフォームの名称であり、そこで流通する仮想通貨がSTRATということです。
第10位 ビットシェアーズ(BTS)
ビットシェアーズは、分散型自動化企業や分散自立型組織、すなわち企業の運営そのものを自動化する仕組みの確立のために、ブロックチェーンを応用しようとするプロジェクトです。
BTSの発行上限は37億枚であり、現在25億枚が発行済みです。
第11位 モネロ(XRM)
イオタ、ストラティス、ビットシェアーズは国内では知名度の低い仮想通貨ですが、第11位のモネロはcoincheckなどでも取り扱いが行われている仮想通貨です。
モネロの発行開始は2014年4月18日のことで、Crypto nightというアルゴリズムによって、匿名性の高さが強みとなっています。
発行上限は1840万枚です。
第12位 バイトコイン(BCN)
バイトコインの発行開始は2012年7月4日であり、比較的歴史のある仮想通貨です。
承認時間が2分と短く、匿名性にも優れています。
モネロと同じくCrypto nightを実装した仮想通貨で、発行上限は1844億枚です。
第13位 ジーキャッシュ(ZEC)
ジーキャッシュは、ビットコインと同様に複数のプログラマーによって開発が進んでいるブロックチェーンにより、運営されている仮想通貨です。
匿名性が高いことと、信頼性が高いことが強みです。
ジーキャッシュ独自の暗号セキュリティである「ゼロナレッジセキュリティ」は、2017年5月にJPモルガンが採用しており、これを機に価格が高騰しています。
ジーキャッシュの発行上限は2100万枚です。
coincheckですでに取扱いが行われています。
第14位 ウェーブス(WAVES)
ウェーブスは、ドイツに本拠を置くプロジェクトです。
リップルのアイデアを利用した仮想通貨であり、発行上限は100万枚と少ないのが特徴です。
第15位 スティーム(STEEM)
スティームは、ソーシャルメディアであるsteemitの運営のベースとなっている仮想通貨です。
あくまでsteemit内で流通する仮想通貨であり、このソーシャルメディア内で記事を投稿したり、記事にいいねをしたりするとスティームをもらうことができます。
このように、現時点では特定のソーシャルメディアという狭いコミュニティで流通している通貨であることに、スティームの特徴があるといえるでしょう。
第16位 ゴーレム(GNT)
ゴーレムは、イーサリアム上で流通する仮想通貨の一つです。
そのプラットフォームは極めて特徴的で、利用されていないコンピューターの計算能力を取引するというものです。
つまり、利用されていないコンピューターの機能を貸借することで、貸す側は利益を得ることができ、借りる側はコンピューターの性能を上げることができるという発想です。
このように、性能を貸借する際にやり取りする仮想通貨が、GNTです。
第17位 シアコイン(SC)
シアコインは、2015年に公開された仮想通貨です。
その目的はゴーレムに非常に似ています。
相違点としては、ゴーレムが個人と利用していないコンピューターの容量を対象とするのに対し、シアコインは法人とクラウドストレージの空き容量を対象としています。
ストレージの空き容量を貸し出した場合、その対価としてシアコインを受け取ることができます。
第18位 ステラ(XLM)
ステラは、マウントゴックスの創始者であり、リップルの開発者でもあるジェド・マケレーブによって開発された仮想通貨です。
発行量は1兆XLMで、2014年7月31日に公開されました。
第19位 リスク(LSK)
リスクは、契約をブロックチェーンで管理する、スマートコントラクトのための仮想通貨です。
スマートコントラクトという点ではイーサリアムと同様ですが、イーサリアムとは異なり、リスクではメインのブロックチェーンと同時に、サイドチェーンという分散アプリケーションを持っているのが特徴です。
リスクは、すでに国内でも取引が可能で、coincheckで売買することができます。
第20位 ドージコイン(DOGE)
ドージコインは、はじめ冗談半分に作られた仮想通貨です。
そのロゴを見ればわかる通り、柴犬がモチーフになっています。
DogeとはDogすなわち犬のスペルを崩したものであり、日本でもネット上で「猫」のことを「ぬこ」と言ったりするようなものです。
これをミームと言います。
柴犬のミームがモチーフになった冗談じみたコインなのですが、それが爆発的な人気となりました。
ネット上の冗談が貨幣価値を持つようになったことは、インターネット上で自由に普及するという、仮想通貨の特徴のあらわれと言えるでしょう。
これが法定通貨ならば、まさか冗談から始まった通貨が正式に取り扱われることはないでしょう。
明確な価値を持っているものですから、ソチ五輪の際には資金難で困っていた、ジャマイカのボブスレーチームに対する寄付として、ドージコインが使われました。
機能はライトコインに似ています。
第21位 オーガー(REP)
オーガーは、未来予測のためのプラットフォームであり、賭け市場に用いることを目標としています。
オンラインブックメーカーは世の中のあらゆることを賭けの対象としますが、その時に仮想通貨を用いてブロックチェーンが使われることになれば、賭けは極めて公正なものとなり、送金コストも劇的に改善されます。
最近では、オーガーを用いて掛け金を分配するほか、保険などへの活用も期待されています。
オーガーは、すでにcoincheckで取引可能となっています。
第22位 グノーシス(GNO)
グノーシスも、未来予測のためのプラットフォームです。
コンセプトはオーガーと全く同じなのですが、イーサリアムのブロックチェーン上で開発されているという点で違いがあります。
オーガーとグノーシスはライバル関係にあるため、今後の動向が注目されています。
第23位 ファクトム(FCT)
ファクトムという言葉は、仮想通貨ではなく仕組みの名称です。
ブロックチェーン上に、あらゆる記録や書類を管理する仕組みであり、ファクトムを使うために必要となる仮想通貨がFCT(Factoid)です。
イーサリアムやネムといった、プロジェクト名が仮想通貨名として定着したものと同様に、ファクトムもプロジェクト名を以て仮想通貨名を指すものと認識されています。
ファクトムは国内でも取引可能な仮想通貨であり、coincheckが取り扱っています。
第24位 デジバイト(DGB)
デジバイトは、2014年に公開された仮想通貨です。
マイニングが5種類の方法によって行われているということが特徴です。
2017年6月に、有名ゲームである「マインクラフト」とデジバイトがコラボするという報道があり暴騰したのですが、コラボの内容がはっきりしないことから、その後まもなく暴落しました。
この暴騰・暴落の一連の流れは、仮想通貨の値動きの大きさ、リスクの高さを印象付ける事件だったといえます。
第25位 ゲームクレジット(GAME)
ゲームクレジットは、その名の通り、ゲーム開発者とユーザーのために開発された仮想通貨です。
ユーザーはオンラインゲームをプレイする際に仮想通貨GAMEを使うことができ、開発者はゲームクレジットのプラットフォームを使うことでゲーム開発のコストを抑えることができます。
第26位 メイドセーフコイン(MAID)
メイドセーフコインは、2014年4月に公開された仮想通貨です。
上記のゴーレムやシアコインと同じく、使われていないコンピューターの活用を目的としたプラットフォームです。
貸し出した人はメイドセーフコインによって報酬を受け取ります。
発行上限は40億枚です。
第27位 ベーシックアテンション(BAT)
ベーシックアテンションは非常に新しいトークンで、ICOの際にはわずか24秒の間に38億円を調達しました。
グーグルの中央集権的なWEB広告へのアンチテーゼとして生まれたもので、新型ブラウザのBraveを使えば、広告をブロックしつつ、仮想通貨BATを使うことで、クライアントと広告主が直接やり取りできる仕組みとなっています。
第28位 アーダー(ARDR)
アーダーは、もともとNxt2.0という名称でした。
運用開始は2016年7月であり、リスクのようにサイドチェーンを取り入れています。
このことから、複数のブロックチェーンによって処理できることに強みがあります。
第29位 コモド(KMD)
コモドは、ジーキャッシュから分岐した仮想通貨であり、ジーキャッシュと同様、匿名性の高さが特徴です。
第30位 ディジックスダオ(DGD)
ディジックスダオは、イーサリアムのブロックチェーンを利用し、現実のゴールド(金)を取引する仮想通貨です。
現実のゴールドをやり取りするにあたり、現物を用いることなく、登録日時、品質保証者、重量などをブロックチェーンに記録し、イーサリアムのスマートコントラクトを用いて信頼性を持たせることで、ブロックチェーン上でのゴールドの取引が可能となりました。
まとめ
上記において、様々な仮想通貨を簡単に紹介してきました。
その多くが日本国内ではまだあまり知られておらず、皆さんも初めて知った仮想通貨があったのではないでしょうか。
現在は海外でしか知られていない仮想通貨も需要が高まるにつれて、日本国内の取引所、特にコインチェック取引所で取り扱いを始める可能性は十分にありますので、覚えておいて損はないと思います。