ビットコイン市況が下落トレンドでもショートポジション(売り)をもつことで勝てるビットコインFXは、やはり魅力的です。
ここでは、私が実際にビットコインFXを行っているビットフライヤーライトニング、通称BFLの操作方法について、解説しておきたいと思います。
BFLは、はじめての方には使い方が難しく、また注意点もありますので、ここでしっかりと確認しておきましょう。
ビットフライヤーライトニング(BFL)とは?
ビットフライヤーライトニングとは、国内最大手の取引所であるビットフライヤーで口座開設すると利用することができる取引ツールのことです。
BFLでビットコインFXを始めて思わぬ損失を被らないためにも、正しい操作方法とBFLの特徴をここでしっかりと理解しておきましょう。
ビットフライヤーライトニング(BFL)の初期設定
ビットフライヤーにログインすると、上記の画面になりますので、左端の[bitFlyer Lightning]をクリックすると、下記のBFLの画面に遷移します。
左上の赤枠欄にあるボタンをクリックします。
設定をクリックします。
設定では、以下の2箇所について確認しておけば良いでしょう。
レバレッジの設定方法
レバレッジ設定は上限の15倍を推奨します。
なぜなら、それが一番ロスカットされる可能性が低いからです。
ただし、15倍のレバレッジに設定したからといって、フルレバレッジで実際のトレードをすることはご法度です。
FXトレードに慣れて自信がつくまではレバレッジは3倍程度を目安に楽しむのが健全です。
正直なところ、私は現在でもレバレッジは5倍以下でトレードします。
暴落暴騰に巻き込まれてロスカットを喰らって証拠金がなくなり、ビットコインFX市場から一発退場になっては元も子もありません。
サウンドの設定方法
サウンドは好みだと思いますが、私は「一般的な音を鳴らす」を好んで使っています。
何も操作しない時は音が鳴らず、何か操作する際に音が鳴る設定です。
最後に初期設定として証拠金の入出金方法を確認します。
証拠金口座への入出金方法
入出金をクリックします。
日本円(JPY)を選択し、任意の金額(今回は150万円)と入力後に「証拠金口座へ預入れる」をクリックします。
上記画面のように証拠金口座への移動が確認できればOKです。
次に、実際のトレード方法について確認しておきます。
ビットフライヤーライトニング(BFL)の基本的な注文方法
まずはじめに、BFLでは買い板・売り板ともに薄いため、成行注文は基本的に使わないほうが無難です。
ただし、何か大きな事件などでファンダメンタル的に大暴落の初動に遭遇したなんてことがあったら、指値注文だと逆に売れない場合もあるので、そんな時に成行注文を使うことはあります。
指値注文のやり方
数量:注文数量を直接入力又は+1などをクリック
価格:指値(買いたい又は売りたい価格)を入力
上記を入力後に「買い」をクリックします。
指値の発注内容を確認し、良ければ「買い」をクリックします。
発注後に注文欄で指値の内容が確認できれば注文できています。
注文が成立すると、右側の建玉に売買成立の内容が転記され、注文欄からは消えてなくなります。
ちなみに、✕を押すと、注文をキャンセルすることができます。
買い注文についてのみ説明しましたが、売り注文もやり方は同様ですので、割愛します。
ビットフライヤーライトニング(BFL)の応用的な注文方法
BFLでは、以下の取引注意ポイントがあるため、個人的には、応用的な注文方法もマスターすべきだと考えます。
BFLの取引注意ポイント
“#fff”]<注意POINT>
サーバーが重く、取引注文が通らないことが多々ある。
※「bitFlyerセキュリティ・ファースト」の取り組みの一貫で、サーバー処理を効率化するアップデートを実施したそうですので、今後は注文が通りやすくなるかもしれません。
特殊注文(OCO注文とIFDOCO注文)のやり方
特殊注文のボタンをクリックします。
まずはOCO注文のやり方から解説していきます。
OCO注文とは?
OCO注文とは、自分が既に持っている建玉(ポジション)を利確又は損切りする際に2つの注文を同時に発注できる方法のことです。
活字だとわかりにくいと思いますので、具体的な事例を用いて説明します。
“#fff”]<建玉(ポジション)情報>
数量:1BTC
価格:1,077,538
ポジション:買い(ロング)
上記のロングポジションについて、1万円の幅で利確又は損切りを考えていたとします。
この場合、OCO注文を使って発注をかけると以下のとおりです。
“#fff”]<損切り(左側)の注文内容>
内容:STOP(トリガー価格になったら成行で損切り)
数量:1BTC
トリガー価格(損切り開始価格):1,067,538円
※損切りの場合は、確実に損切りした方が良いのでSTOPをお勧めします。
<利確(右側)の注文内容>
内容:指値
数量:1BTC
価格:1,087,538円
上記内容で、[Place Order]をクリックして発注をかければ、あとは1万円程度の利確又は損切りのどちらかが自動的に確定するというわけです。
次に建玉(ポジション)を持っていない状態でもトレードを完結する方法を確認しておきます。
IFDOCO注文とは?
IFDOCO注文とは、ノーポジションの状態から新規にロング(買い)又はショート(売り)の発注をかけるのと同時に利確又は損切りの注文をする方法のことです。
こちらも例示で確認した方が理解しやすいので、具体的に説明しておきたいと思います。
“#fff”]<新規注文内容>
内容:指値(買い)
数量:1BTC
価格:1,077,538円
<損切り(左側)の注文内容>
内容:STOP(売り)
数量:1BTC
トリガー価格:1,067,538円
<利確(右側)の注文内容>
内容:指値(売り)
数量:1BTC
価格:1,087,538円
この場合、IFDOCO注文を使って発注をかけると以下のとおりです。
上記のようにIFDOCO注文の発注をかけておけば、1,077,538円の新規買いの注文が成立すれば、あとは1万円程度の利確又は損切りのどちらかが自動的に確定するというわけです。
このように、取引時点における建玉(ポジション)の有無によって、OCO注文を使うのか、それともIFDOCO注文を使うのかという違いになるわけです。
繰り返しになりますが、BFLはサーバーが重く流動性が高くなると注文が通らなくなる傾向にあるため、損切りや利確が即座に出来なくなるリスクが常にあると考えておくべきでしょう。
そういった意味において、BFLでビットコインFXを健全に楽しむためには、低レバレッジの厳守と、応用的な特殊注文のマスターはmustではないでしょうか。
コメント