イーサリアムが史上最高値更新、背景に送金市場の独占か

イーサリアム(ETH)

イーサリアムが5万円を突破し、史上最高値を更新しました。

そして、イーサリアムによる送金が、全仮想通貨による送金の過半数を独占することとなりました。

何が原因で、こんな状況になっているのか気になったのでまとめておきました。

イーサリアムが仮想通貨送金独占で再評価

11月25日現在、イーサリアムが5万円を突破しています。

21日時点では4万円程度であったものが高騰し、数日のうちに史上最高値を更新したのです。

前回の高値更新は7月でしたが、それを塗り替えることとなりました。

最高値更新は、多くの仮想通貨でしばしばみられることですが、今回のイーサリアムの史上最高値更新については、注目すべき点があります。

それは送金手段としてイーサリアムが非常に注目された結果としての高騰であり、現在イーサリアムは、すべての仮想通貨における送金のうち、過半数を占めるに至っています。

送金手段としてはビットコインが注目され続けてきたわけですが、イーサリアムがそれを追い抜いた格好です。

一部の意見では、いずれイーサリアムがビットコインを抜いて時価総額第1位になるという意見が以前からありましたが、それが現実味を帯びてきているのかもしれません。

イーサリアムの史上最高値更新の裏にビットコインの送金詰まり

もっとも、これはイーサリアムの優れた点に注目が集まったということもあるでしょうが、それ以上に最近のビットコインの送金詰まりに最大の原因がありそうです。

数日前に、マイニング難易度調整によって、ビットコインとビットコインキャッシュ間でマイナーが移動し、ビットコインキャッシュの価格が暴騰しました。

このとき、ビットコインは急速にマイナーを失い、取引の承認が遅れ、送金詰まりが発生したことが問題となりました。

今も、この問題はしばしば起きています。

ビットコインなどの仮想通貨は、投資対象として注目されていますが、本来は通貨ですから、送金がスムーズにいかないというのは大きな問題です。

これに対し、イーサリアムは10月のアップデートによって、送金スピードが改善しました。

ならば、送金はビットコインよりもイーサリアムを使おうと考えるユーザーが増えた結果、イーサリアムに資金が流れ、今回の高騰につながっているわけです。

イーサリアムはICO取扱通貨だから下落リスクはほとんどなし

また、イーサリアムはほとんどのICOに利用されるものです。

そのため、ICO規制が強まると価格が下落する可能性があるわけですが、世界的に見ればICOの需要は高く、イーサリアムの需要も安定しています。

したがって、他の仮想通貨のように、価格が急落するリスクも低いと考えられています。

さらには、イーサリアムの次回のアップデート(コンスタンチノーブル)が、年末あるいは年始に予定されています。

このアップデートによる価格上昇を見込んで買う人が増えたことも、今回の高騰に影響していることでしょう。

まとめ

最近の仮想通貨業界を見ていると、ビットコイン一強体制がやや崩れてきている印象です。

やはり、送金詰まりを起こし、通貨としての本来の機能を損なうようなところがあると、信用を失うわけです。

これからビットコインが世界的に普及していき、日常生活にも使われていくといわれてきましたが、今の状態ではなかなかそれも難しいのではないかと思います。

それでも、ビットコイン価格は順調に上昇していますし、なにがどうなるか、仮想通貨の先行きは本当に読めません。

だからこそ投機的にもなりやすいので、しっかりと情報を収集し、分析していくことが重要です。

 

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