ビットコインゴールド(BTG)のハードフォークが終わり、11月予定のSegwit2X(B2X)のハードフォーク延期により、仮想通貨市場が落ち着きを取り戻した矢先、なんと11月25日にビットコインダイヤモンドが誕生するようです。
既に公式サイトもあり、ハードフォークは間違いなさそうですので、ビットコインダイヤモンドの内容を整理しておきます。
ビットコインダイヤモンド(BCD)の仕様
供給枚数 | 2億1000万枚(ビットコインの10倍) |
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マイニング | POW(Proof of Work) |
ハードウェア | OPTIMIZED X13(GPU) |
ブロックサイズ | 8MB(ビットコインキャッシュと同じ) |
ブロック間隔 | 10分 |
難易度調整 | 2週間 |
Segwit | あり |
リプレイプロテクション | あり |
公式サイト | http://btcd.io/ |
ビットコインダイヤモンドの仕様ですが、マイニングがGPUで可能である点はビットコインゴールドと同じです。
一方で、ブロックサイズが8MB(メガバイト)である点は、ビットコインキャッシュと同じです。
要するにビットコインダイヤモンドは、ビットコインゴールドとビットコインキャッシュを足して2で割ったようなコインと言えるでしょう。
また、ビットコインダイヤモンドの大きな特徴として、発行上限枚数が2億1,000万枚である点があげられます。
今までのビットコイン系列コインの発行上限がすべて2,100万枚でしたから10倍というわけです。
ビットコインダイヤモンドの付与取扱取引所
ビットコインダイヤモンドの取扱取引所は上記のとおりです。
ご覧のとおり、メジャーな取引所での取扱いは、現時点では予定されていません。
ビットコインダイヤモンドの付与を受けたい方は、上記取引所の中だと、「OKEX」が取引量が多いのでお勧めかと思います。
ビットコインダイヤモンドの初期コイン分配方法はビットコインキャッシュ(BCH)と同じです。
すなわち、11月25日前後(ブロック495866到達時点)にBTC秘密鍵を所有しているビットコインホルダーに対し、1BTC当たり10BCDのビットコインダイヤモンドが分配されることになります。
まとめ
ビットコインのハードフォークに群がる輩は今後も増えて、どんどんビットコイン系列コインが増えそうな予感がします。
ただし、今まで同様にハードフォークしてビットコイン系列コインが誕生したからと言って価値がつく時代は終了しつつあるので、安易にハードフォークだから飛び付くのは危険だと思います。