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手数料削減がトレンド?ライトコインとモネロの手数料が大幅削減へ

ライトコイン(LTC) モネロ(XMR)
この記事は約 9 分で読めます。

先日、モネロのハードフォークが完了し、匿名性や処理速度、手数料などが大幅に改善されたことで話題となりました。

また、ライトコインも手数料を大幅に引き下げる計画を公表しており、そちらも話題となっています。

仮想通貨には、随時改良が加えられていますが、その中でも手数料の引き下げはユーザーに直接的な恩恵が大きく、取引の促進にもつながる可能性があるため、注目すべき話題だと思います。

本稿では、ライトコインとモネロの話題についてまとめていきます。

仮想通貨の改良が進む

仮想通貨の可能性が、まだ一部でしか話題になっていなかったころ、主に送金が非常にスピーディになること、そして手数料が非常に安く抑えられることに注目が集まっていました。

仮想通貨が金融・経済に革命をもたらすといわれるのも、ここに大きな理由があります。

ただし、送金スピードと送金手数料が、必ずしも理想通りになっているとはいいがたく、ビットコインでも送金詰まりの問題がしばしば話題になっています。

また、手数料も高騰することがあり、それも問題になっていました。

これらについては、それぞれの仮想通貨において対処がとられており、徐々に解決へと進んでいます。

最近も、ライトコインのアップグレードとモネロのハードフォークについて発表され、それによってライトコインは手数料を90%削減、モネロは匿名性の強化と送金時間の短縮、さらに手数料も大幅に削減されることが分かりました。

 

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ライトコインのアップグレード

ライトコインは、これまでも送金手数料が安いことで人気を集めていましたが、10月19日にMediumに掲載された記事では、次回のアップデートによって、手数料をさらに90%削減することが発表されました。

この記事によると、Litecoin Core0.17の次回のリリースで、取引手数料10分の1へと引き下げられる予定となっているようです。

現在の1KBあたりの平均手数料は約0.05ドル(0.001LTC)となっているのに対し、リリース後には1KBあたり0.005ドル(0.0001LTC)へと削減されることとなります。

これは、仮想通貨がほとんど普及していなかった2015年と同じ水準の手数料です。

仮想通貨の手数料は法定通貨基準で決められるものではなく、その仮想通貨基準で決められるものです。

例えば、ライトコインの現在の手数料は、1KBあたり0.001LTCとなっていますが、これは1LTC=1000円(2017年4月ごろの価格)の時には1円、1LTC=36000円(2017年12月末ごろの価格)では36円となります。

これにより、価格高騰時には手数料も高騰することが分かります。

さらに、取引を仲介しているのは取引の承認者であるマイナーであり、マイナーの利益のためには報酬の高いものから処理していくのが普通です。

価格が高騰しているタイミングでは、多くの人が仮想通貨を取引しているからこそ高騰しているのですから、高い手数料を支払っても送金したいと考える人も増えます。

このため、高い手数料の取引から処理されていくこととなり、取引手数料が高騰していくこととなるのです。

実際、ライトコイン価格が2017年に高騰した際には、トランザクションあたり平均0.1ドル以上の超過手数料が発生し、ピーク時には1ドルを上回ることもありました。

手数料の安さが売りとなっている仮想通貨にとって、これは好ましくない事態です。

ライトコインの創設者であるチャーリー・リー氏は、これに対処するべく、2018年1月には、自身の公式ツイッターで以下のように発言していました。

 

ライトコインコアは、手数料を0.00001LTCに削減すべく取り組んでいる。

次回のリリースでは、0.0001LTCへの引き下げを目指している。

 

ライトコインは、手数料を2015年の水準へと引き下げるべく、少なくとも今年のはじめから取り組みを進めており、いよいよその機が熟したと見えます。

 

手数料の引き下げはいつか?

ただし、手数料の引き下げには懸念点もあります。

手数料が下がることによってマイナーの収入も減るため、それがマイナーの撤退を引き起こせば、トランザクション処理に問題が生じ、コミュニティの弱体化につながる可能性があるのです。

しかし、ライトコインのマイナーの収入のうち、手数料による収入はわずか1%に過ぎないため、影響は軽微だという見方もあります。

ライトコイン開発者の一人であるエイドリアン・ギャラガー氏も、この点について以下のように述べています。

 

ライトコインの普及を促進するために、手数料を引き下げるのはいいことだと思います。

ブロックにはまだ余裕があり、ブロックサイズは他の仮想通貨よりもかなり小さく20GBに過ぎません。

弱気相場が終わるのは今後3~6ヶ月でしょうが、あまり長引くとは思えません。

その後、積極的に成長していくためにも、手数料率の基礎を築いておく必要があります。

 

この発言から、ライトコインの手数料引き下げが実現するのは、今後3~6ヶ月を見据えていると考えられます。

ライトコインの人気は、手数料が安いことが大きな理由となっています。

その点を強化するのですから、ライトコインの人気が高まる可能性は充分にあります。

もっとも、イーサリアムのアップグレードも延長に次ぐ延長で、結局来年へと持ち越されており、仮想通貨のアップグレードは予定通りに進まないことも多々あります。

ライトコインのアップグレードについても、予定通りになるかは定かではありません。

また、手数料を引き下げるだけならば、他の仮想通貨もその流れにありますから、ライバルとなる仮想通貨も多いといえます。

手数料が安いだけでは、ライトコインの普及を促進させるためにはやや弱いようにも見えます。

今後の機能追加などに注目していく必要があるでしょう。

 

 

モネロのハードフォーク

モネロは匿名通貨の一つであり、マネーロンダリングやテロ資金などへの悪用が懸念されているため、国際的に厳しい規制も検討されている仮想通貨です。

問題視されながらも有用性は高いようで、根強い人気を誇っています。

今回、10月18日に完了したハードフォークでも、機能はさらにアップしています。

モネロのハードフォークは、今年4月にも行われており、その際には5つの通貨へと分裂し、コミュニティに混乱を来したことでも知られています。

今回のハードフォークはどうなるかと注目を集めていましたが、今回は特に混乱もなく、モネロの機能が大幅に改善されることで成功裏に完了となりました。

ハードフォーク以前から、大幅な改善が期待されていたハードフォークでしたが、実際の効果は期待以上だったようです。

SNSでも、ユーザーからの賞賛の声が上がっています。

分かりやすい変化はやはり手数料で、大幅な減少となっています。

モネロの公式ツイッターによれば、今回のハードフォーク後の手数料は、平均で0.005~0.01ドルとなったとされており、

 

取引手数料が非常に低いため、ほぼ無料になっている。

 

とのツイートも見られます。

 

具体的な改善策

モネロは匿名通貨として知られていますが、どのような仕組みで匿名性を実現しているのかといえば、取引した複数の人をまとめて署名することによって、取引を追跡することでの特定を困難としています(リング署名)。

さらに、ワンタイムアドレスを使って送金することも、匿名性を高めています。

ただし、匿名性を高めるために処理が複雑となり、データの容量も大きくなるため、その負担が手数料としてユーザーに跳ね返ってくるという問題がありました。

また、匿名通貨では、取引した人を特定することを困難にすると同時に、取引の内容も非公開とする必要があります。

このためには、取引額にかかわらず、取引自体の存在を証明する必要があり、そのためにゼロ知識証明という技術が用いられてきました。

ゼロ知識証明とは、AさんがBさんに情報を伝える時、その情報が真実であることを証明するにあたって、それが真実であるという以外の情報は全く伝えることなく証明する手法のことです。

簡単に言えば、モネロのやり取りを行う時、モネロが送信されたという事実をもって、その取引の存在を証明するものです。

匿名性を高めるために必要な技術ですが、ゼロ知識証明技術は非常に負荷の大きい操作であることから、モネロのブロックチェーンの大部分をゼロ知識証明が占めていたといいます。

そこで、今回のハードフォークでは、Bulletproofsという技術が導入されることとなりました。

リング署名やゼロ知識証明によって匿名性を高めるためには、必要となるストレージ容量が大きく、ハードフォーク以前は約13KBの容量が必要でした(ビットコインの約53倍)。

しかし、Bulletproofsを導入することによって、ストレージ容量は2.3KBに削減することができます。

他の仮想通貨に比べると、ハードフォーク後も大きなストレージ容量を必要としますが、80%削減という大幅な改善となることは注目に値します。

もちろん、上記のように手数料削減効果もあり、モネロユーザーには直接的な恩恵も大きいです。

 

価格への影響

なお、ハードフォークへの期待から、モネロの価格は10月15日に一時的な急騰を見せています。

現在は落ち着いていますが、モネロには大きな期待もある反面、厳しく規制される可能性がある仮想通貨でもあります。

今後の価格は、規制と絡めて見ていく必要があるでしょう。

 

 

まとめ

ライトコインは、ビットフライヤー、ビットバンク、GMOコインなどの取引所が取り扱っており、日本でもポピュラーな仮想通貨です。

モネロも、以前はcoincheckが取り扱っていたことから、知名度が高い仮想通貨です。

それらの身近な仮想通貨で、大幅な手数料削減や機能向上が進められています。

これまでも、仮想通貨の機能は様々に向上してきましたが、今後もその流れは止まらないでしょう。

仮想通貨の機能が向上し、安全性や健全性や利便性が高まっていけば、普及の後押しにもなるでしょう。

今後も、このような動きには注目していきたいと思います。

 

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ZaifX

ZaifX

Zaif取引所を主戦場としている仮想通貨マニア。仮想通貨界隈の情報を精査するのが大好き!気になったら寝る間を惜しんで調べてしまい、睡眠不足で寿命が気になるアラフォー世代。zaifトークン0.1円購入組にもかかわらず、ビックウェーブでの利確に失敗し、テンバガーを達成できなかった欲深トレーダーでもある。趣味はスキューバダイビング、座右の銘は「人生やったもん勝ち」

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